広いリビングのデメリット

部屋の広さに見合った家具、家電が必要で費用がかかる

住宅展示場などで見学するモデルハウスは、リビングが広々とした作りになっていることが多く、そのような空間に憧れを持つ人も少なくありません。しかし、住宅の構造によっても変わってきますが、一般的に部屋が広くなればなるほど、部屋を暖めたり冷やしたりして快適な温度にするためには時間がかかり、エアコンや加湿器、空気清浄機なども部屋の広さに見合ったサイズのものが必要になり、購入費用が高くなりがちです。リビングの広さによっては2台購入しないといけないこともあり、本体サイズも大型になります。また、照明器具なども広い部屋を明るく照らすためには数が必要になり、その分メンテナンスの手間やランニングコストもかかってしまいます。 そして、家電だけでなく家具も、広いリビングに合わせて選ぶとなると大型のものになり、ソファーやラグ、テレビ台などの購入費用が高くなってしまいます。大きな窓や吹き抜け窓にした場合には、規格外のサイズのブラインドやロールスクリーン、カーテンが必要になることもあり、通常のものに比べて高額になります。広々としたリビングは建築費用も高くなりがちですが、それに伴ってこのような家具、家電の購入費用、そしてランニングコストも高くなってしまうというデメリットがあります。

室内の移動距離が増え、掃除が大変になる

広いリビングは開放感があって家族でゆったりとくつろげるイメージがありますが、飲み物を取りに行ったり、ゴミを捨てたり、トイレに行ったりなど、生活する上での移動距離が長くなります。通常の広さのリビングでの生活に慣れている場合や、疲れている、体調が悪いときなどは、そのような移動が億劫に感じてしまうこともあるかもしれません。一度家を建ててしまえばその移動は毎日のことになります。ゆったりくつろぐはずの空間が、移動距離が長くなって疲れてしまうようでは本末転倒です。

また、広いリビングは掃除する場所や手間も増えることになります。大きな家具や家電が置かれていれば、重い家具を移動しての床掃除やフローリングのお手入れにも時間と労力がかかります。吹き抜け窓や高い場所にシーリングファンなどが設置されている場合には、大きな脚立を使って掃除したり、柄の長い掃除道具を使ったりする必要があります。高さによっては自力での掃除が難しく、業者に依頼しなければいけないこともあります。メリットも多くある広いリビングですが、家族みんなが満足し快適に生活するためには、このようなデメリットも考慮した配置や間取りを考えて家を建てる必要があります。

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